「明日はカヤック。何を着ていけばいいのだろう」── ご予約のあと、前の晩にこのページへたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。ご準備いただきたいのは「濡れても、汚れてもよい服」と、いくつかの小物だけ。押さえどころを順にご説明します。
服装の基本:湖面は標高1,269m。夏でも涼しい場所です
中禅寺湖の湖面は、標高1,269メートルにあります。気象庁の平年値では、いちばん暑い8月でも平均気温は東京より8℃ほど低く、日中の最高気温は23℃前後。明治のころから避暑地として親しまれてきた土地です。
ただし、夏の湖上にはもうひとつの顔があります。水の上には日差しを遮るものがなく、水面の照り返しも加わるため、体感は数字より暑く、日焼けは想像以上に進みます。帽子・サングラス・日焼け止めの三点は、夏は必携とお考えください。
服装で押さえていただきたいのは、次の3点です。
- 「濡れても、汚れてもよい服」で。おしゃれ着は向きません
- 素材は化繊など乾きやすいものを。デニムやチノパンなどの綿は、濡れると乾かず体を冷やします(実は、いちばん多いNG例です)
- 体温調整は重ね着で。真夏でも、さっと羽織れる一枚を必ず。朝の回(ご来光・朝凪)は一枚多めに
重ね着は、登山の世界で「レイヤリング」と呼ばれる考え方がそのまま役立ちます。肌に近い層は汗を素早く逃がす乾きやすいもの、中間の層はフリースなどの保温、いちばん外は風を防ぐ羽織りもの。寒い月ほど、この層を一枚ずつ足していくイメージです。
月別の気温と服装の目安
ツアーシーズン(4月〜11月)の気温を、気象庁の平年値(奥日光・1991〜2020年)でまとめました。服装選びの物差しにどうぞ。
| 月 | 平均最高 | 平均最低 | 服装の目安 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 10.1℃ | 0.2℃ | 冬の装いで。フリース+防風ジャケット |
| 5月 | 15.3℃ | 5.5℃ | 長袖+フリース。朝晩は冬寄りに |
| 6月 | 18.0℃ | 10.4℃ | 長袖・長ズボン+羽織りもの。雨具もあると安心 |
| 7月 | 22.1℃ | 14.9℃ | 半袖+薄手の羽織りもの。日差し対策を万全に |
| 8月 | 22.9℃ | 15.6℃ | 半袖+薄手の羽織りもの。日差し対策を万全に |
| 9月 | 18.9℃ | 11.9℃ | 長袖・長ズボン+羽織りもの。下旬はフリースも |
| 10月 | 13.7℃ | 5.7℃ | フリース+防風ジャケット |
| 11月 | 8.6℃ | 0.2℃ | 冬の装いで。手袋・ニット帽も |
朝5時のご来光ツアーや7時30分の朝凪ツアーは「平均最低」の欄を、日中のツアーは「平均最高」の欄を目安にしてください。

足元は、それほど神経質にならなくて大丈夫です
当ツアーでは長い距離を歩く事はなく、集合場所のまわりに足場の悪いところもほとんどありません。極端に言えば、濡れてもよい靴なら何でも構いません。
水に入ると脱げやすいので、かかとを固定できるスポーツサンダルやマリンシューズがおすすめです。
春や秋の寒い時期は、濡れてもよいスニーカーなどが快適です。
あると安心な持ち物
- タオルと着替え一式
- お飲み物
- 帽子(あご紐つきが安心です)・サングラス・日焼け止め ── 夏は必携です
- 酔い止めなど、ふだんお使いの常備薬
- 濡らしたくないものを入れるジップ付き袋
- 眼鏡やスマートフォンには、落下防止のストラップを
すべてをそろえる必要はありません。初夏までは防寒寄りに、真夏は日差し対策を最優先に──季節でひとつ意識を変えるだけで、湖の上の心地よさが変わります。
よくあるご不安に、先にお答えします
泳げないのですが、大丈夫でしょうか。── はい、大丈夫です。ライフジャケットを着用いただき、少人数制でガイドがすぐそばに付きます。これまで4歳のお子様から80代の方まで、初めての方を中心にご参加いただいています。
濡れますか。── 多少は濡れます。とはいえ、全身がずぶ濡れになることは、まずありません。着替えが一式あれば安心です。
服装や持ち物で迷われたら、ご予約のあとからでも、どうぞお気軽にお尋ねください。湖の上で心地よく過ごしていただくところまでが、私たちのご案内です。